最終的に競売により売却されたと言うがいまいち要領を得ない。この女性は担保提供に対し相当なインセンティブを提示され応じたのだろうか ?
それとも共同事業者としていわゆる利益を享受する予定だったのだろうか。
なんの見返りもなく担保提供に応じていたということは一般には考えられず、結果として不動産を失っている為、女性には被害者よりの印象がつきやすいと思う。
( 名目のみでさえも ) 共同事業者でなく、インセンティブなしに担保提供に応じていたなら間違いなく被害者だろうが、そうでないならば単に投資の失敗と捉えるべきだろう。
担保提供の動機によりかなり印象は変わる。
下記の部分から担保提供の意味を理解していたことがうかがえる。
女性には「銀行から融資を受けられれば返済するので迷惑をかけない」などと説明していたという。
確かに事業がなされずに頓挫したが、これはただの能無しがやれると思ったけど結局やれなかった場合と変わらないわけで、任せる人を間違えたに過ぎない。
逮捕されている事から警察は詐欺の疑いが強いと見ているのだろう。だが、事業計画そのものを実行するつもりがなかったと証明するのは簡単なのだろうか。
港区の土地建物を所有する女性に対して茨城県内に高齢者向けの施設をつくるという虚偽の事業計画を基に、ノンバンクから融資を受けるとし、港区の土地建物に約 3 億 4 千万円の融資の抵当権に設定