スルガ・シェアハウス問題に衝撃 ! 物件手放せば債務免除はどうやって処理するのだろうか ?
今回は完全考察回、スルガ・シェアハウス問題で物件手放せば債務免除という人によっては非常に大きな衝撃を受けるニュースが飛び込んできました。
◇スルガ銀、物件手放せば借金免除検討 不正融資被害受け
しかし、このニュース、実際の処理はどのように行うのだろうかという点に注目するとかなり興味深く価値があるように思います。
大方の見方でしょうか、代物弁済によるものではないだろうかという予想が多いように見受けられますが、そのラインでみてもやはりいくつかの問題点に突き当たります。
参考記事等
No.4424 債務免除等を受けた場合|国税庁
物件を手放す際の時価よりも 2 倍、下手すると 3 倍近い債務 ( ローン ) を帳消しにすると考えると、所得税がかかるのではないか ? この部分一つ考えるだけでも面白く、どうやら時価部分に関してはかからないそうです。
しかし、超過している部分 ( 債務超過部分 ) はそうとはいかず、債務免除益に対する課税があるという。
債務帳消し部分と物件の売買 ( 取得時 ) の損益通算をさせて発生させないような処理が行われるのか ?
それとも国が手を差し伸べ納税 ( といっても数千万から下手すると億を超える方もいる筈 ) に関して超長期的な分割納税を認めるのか、もしくはその納税を免除するのか。
はたまた全く別の手段や特例的な処置があるのかなど、回答は実際の処理が終わった後でなければわかりませんが、想像し様々な手段を考察、予想する事も価値がある問題と思いまして、題材にしてみました。